それでリストをもらって見たら「世界史の読むべき本」がズラリと書いてあった。で、これが運命の決定打だったのですが「歴史学の入門書」があったんです。そこにリストアップされていたのは、E・H・カーの『歴史とは何か』(岩波新書)と阿部謹也の『自分のなかに歴史をよむ』(ちくま文庫)でした。まあ、時間もあるし、だまされたと思って読んでみたんですが、もう完全にやられました。本当に感動してしまった。そこには、これまで経験し得なかった崇高な世界があると感じたんです。

 特に阿部さんの著書は中・高校生向けに書かれた歴史学の入門書なのですが、同時に1人の歴史家の個人史としても描かれている名作で、わたしははじめて読書で「眼からうろこが落ちる」経験をしました。今読んでもこの2冊は感動する名著です。ホンモノに触れて、知的喜びを知る、と言いましょうか。「座右の書」に出会う。わたしは、これに勝る読書の原動力はないと思います。

READING HACKS!読書ハック!―超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣|原尻淳一(東洋経済新報社)
≫≫≫歴史とは何か|E・H・カー (岩波新書)
≫≫≫自分のなかに歴史をよむ|阿部謹也 (ちくま文庫)

(linkreadingからリブログ)

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